この記事は、ルナスンダラのパロサント スマッジングスティックを、私(当サイト運営者)が実際に購入して使った記録です。煙がどれくらい出るか、1本がどれくらい持つか、火をつけるのに何が要るか、受け皿はどんなものが要るか。買う前に知っておきたい4点を、使った範囲だけで書いています。
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結論:どんな人に向いていて、どんな人には向かないか
先に結論です。使ってみて感じた向き不向きは、はっきり分かれました。
向いている人
- 煙と香りをしっかり楽しみたい人
- 1本を長く使いたい人。減るスピードは遅いです
- 火を扱う場所と、灰を受ける皿を用意できる人
向いていない人
- 煙が少ないものを探している人。これは煙が出ます
- 受け皿を用意できない人。灰が出るので、皿なしでは使えません
- 火をつける道具を追加で買いたくない人。ライターでは手こずる場面がありました
ここに書いた判断は、すべて実際に使った経験にもとづきます。使用時期は2023年です。古い記録ですが、隠さずそのまま書きます。商品の仕様が変わっている可能性があるため、内容量や価格は購入前に販売ページで確認してください。
ルナスンダラ パロサント スマッジングスティックとは

パロサントは南米原産の樹木です。学名は Bursera graveolens、カンラン科(Burseraceae)に分類されます。香りのもとになる樹脂は、枯れて倒れた木が長い年月をかけて熟成する過程で心材(幹の中心部)に蓄積します。市販のスティックは、この心材を割ったものです。
古くから魔除けや浄化に用いられてきた歴史があり、現在もそうした文脈で使われています。先住民の文化に根ざした習慣であり、軽く扱ってよいものではありません。
産地では乱伐への懸念があり、自然に枯れて倒れた木だけを採取していると説明する売り手が多く見られます。購入時に採取方法を明示している売り手を選ぶ意味は、ここにあります。産地や規制まわりの詳細はパロサントはどこで買える?で整理しています。
今回使ったのはルナスンダラ(Luna Sundara)というブランドの製品です。創業者はペルー出身で、ペルーの生産者と直接取引していると公式サイトで説明されています(Luna Sundara 公式サイト「About us」/2026年7月29日確認)。
| メーカー | Luna Sundara |
| サイズ | 100グラム (x 1) |
| 梱包重量 | 0.11 キログラム |
| ブランド名 | LUNA SUNDARA(ルナスンダラ) |
内容量・産地の表記は、2023年の購入当時と現行の販売ページで変わっていません。ただし在庫や価格、同梱本数の表記は変動します。購入前に販売ページで確認してください。
パロサントそのものの基礎知識は、こちらにまとめています。

使ってみてわかったこと
ここがこの記事の中身です。使って初めてわかった4点を、そのまま書きます。
結構煙っぽい
火をつけてからどれくらいで消すかによりますが、結構煙が室内に漂うのであまりやりすぎると煙感がすごくなります。なので最初は少しつけてみる、くらいが良いと思いました。
だから購入したら、まず換気できる部屋で、短い時間から試してください。窓を開けられる部屋か、換気扇の下が良いです。いきなり長く焚くと、部屋にも服にも煙が残ります。
1本が長持ちする
お香とかだといつの間にか減っていたりして、結構なくなるのが早いイメージですがこのパロサントは減るスピードが遅いなと感じています。
だから、まとめ買いを急ぐ必要はありません。まず100gの1袋を買って、自分の使う頻度で何本減るかを見てから次を考えれば十分です。
ライターよりチャッカマンが良い
最初はライターを使って火をつけていたのですが、火力の問題かなかなか火がつかないことがありキャンプ用で使っていたチャッカマンを使用するようにしました。
だから、パロサントと一緒に着火具も用意しておくと、最初の1回でつまずきません。普通のライターだと火口に指が近づくうえ、つくまでに時間がかかります。柄の長いチャッカマン(ガスライター)のほうが扱いやすかったです。
お皿は大きい方が良い
木を燃やすので灰が出るのと、横に寝かして置くのであまり小さい器だと厳しいなと思い大きめのものを使用しています。木と皿の余白が良い感じでこちらは大きいものにして正解でした。

だから、受け皿は「思ったより大きめ」を選んでください。スティックは立てずに横に寝かせます。長さが十数センチあるので、小さな香皿では端がはみ出します。灰も落ちます。私が使っているのは直径21.5cmのものです。20cm以上を目安に選べば間違いありません。
使い方と、必要な道具
必要なもの
| 道具 | 用途 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| パロサント スティック | 本体 | まずは1袋から |
| 耐熱の受け皿 | 灰受け・置き場所 | 直径20cm以上の大きめ。金属や陶器などの耐熱素材 |
| 着火具 | 火をつける | 柄の長いチャッカマン(ガスライター)が扱いやすい |
受け皿は、実際に「SPICE OF LIFE(スパイス) 皿 ブリキ ラウンドトレイ XLサイズ 直径21.5cm」を使っています。上に書いた「灰が出る」「横に寝かせるので大きめが要る」という条件を満たす大きさです。
着火具は、柄の長いチャッカマン(ガスライター)であれば銘柄は問いません。火口から指が離れることと、火を当て続けられることが条件です。
手順




以上で終わりです。
しばらくして部屋中に香りが漂ってくるのがわかると思います。部屋の換気状態にもよりますがしばらく香りは残っていて部屋出てから再度入室すると再び感じられたりします。
私は仕事を始める前に儀式的にしています。
火を消すところまでが手順です。途中で放置せず、消えたことを確認してから離れてください。消し方には手順があり、水をかけるのは基本的に避けます。詳しくはパロサントの正しい消し方で解説しています。
安全上の注意
- 受け皿は必ず耐熱素材を使ってください。プラスチックや紙は不可です
- カーテン・紙・布から離れた場所に置いてください
- 火をつけたまま部屋を離れないでください。外出前や就寝前は使わないでください
- 必ず換気してください。閉め切った部屋では煙がこもります
- 小さな子どもやペットの手が届かない場所に置いてください。とくに鳥は、呼吸器の構造上、煙の影響を受けやすいとされています(→ パロサント・ホワイトセージはペットに安全?)。鳥を飼っている部屋では焚かないでください
- 犬や猫がいる場合、妊娠中の場合、呼吸器に不安がある場合は、煙のある空間で過ごすことについて、獣医師や医師に相談してから判断してください
よくあるつまずきと、その答え
使い始めてから出てくる疑問は、だいたい次の5つです。
すぐ消えてしまう
パロサントは燃焼を助ける添加物を含まないため、自然に消えます。故障でも不良品でもありません。火をつける時間が短すぎることが多いので、しっかり燃え移らせてから炎を消してください。→ パロサントがすぐ消える原因と対策
どう消すのが正しいか
耐熱の皿に先端を軽く押し付けて火種をつぶすのが基本です。水をかけるのは、その後の使用に影響するため基本的に避けます。→ パロサントの正しい消し方
どこで買えるか
通販のほか、一部の実店舗でも扱いがあります。実店舗は在庫の変動が大きいので、事前確認が確実です。→ パロサントはどこで買える?
匂いが苦手かもしれない
「臭い」と感じる原因はいくつかあり、樹脂の量や焚き方で変わります。香りの感じ方には個人差が大きく、好みが分かれる香りです。→ パロサントが臭いと感じる理由と対処法
体に合わない気がする
換気不足や焚きすぎが原因のことがあります。合わないと感じたら、量と時間を減らしてください。→ パロサントは逆効果?と感じたときに確認すること
虫除けになると聞いた
パロサントは「虫除けになる」と紹介されることがありますが、成分から検証すると蚊取り線香の代わりになるようなものではありません。詳しくは以下の記事で解説しています。
このページで扱っているのはルナスンダラの1銘柄です。Amazonでもう1つ上位に出てくるPluma Veritatisと迷っている方は、パロサント2銘柄の価格・内容量の比較もあわせてご覧ください。1gあたりの単価と1本のサイズを並べています。
まとめ
実際に使ってわかったのは、次の4点です。
- 煙は多め。換気できる部屋で、短時間から試してください
- 1本の持ちは良い。まず1袋から始めれば足ります
- 着火はチャッカマンが楽。ライターだと手こずる場面があります
- 受け皿は大きめ。直径20cm以上の耐熱トレイが扱いやすいです(私が使っているのは21.5cmです)
この4点を先に知っていれば、最初の1本でつまずきません。逆に、煙が少ないものを探している人や、受け皿を用意できない人には向きません。
なお、同じく私が使っている白檀のお香についてはENSEN 老山白檀のお香を使った感想に別途書いています。煙の量も持ちも性格が違うので、比べて読むと選びやすいはずです。

