パロサント精油は、ディフューザーやアロマストーンに数滴垂らして香らせるのが基本の使い方です。火も煙も使わないため、賃貸や職場でも扱えます。この記事では、使い方の手順、原液を肌や枕に直接つけない理由、スティックとの使い分けをまとめます。
パロサント精油とは
パロサント精油(パロサントオイル)は、南米原産のパロサント(学名:Bursera graveolens)から水蒸気蒸留で抽出される天然精油です。抽出されるのは樹脂を多く含む心材(木の中心部)で、自然に倒れて数年たった木から採るのが伝統的な方法とされています。
スティックを焚くのと違って煙が出ないのが最大の特徴です。火を使わずに香りを広げられるため、マンションや職場など火気を扱えない場所でも使えます。パロサントノキは現地で神聖な木とされ、長く儀式や生活のなかで用いられてきました。
パロサント精油はどんな時間に使われている?
くつろぎたい時間に
夜、静かに過ごしたい時間に選ばれています。火を使わずに香りを広げられるので、就寝前に灯りを落とした部屋でも扱いやすい形です。
気分を切り替えたいときに
勉強や仕事の合間に、気分を切り替えたいときの香りとして使う人もいます。ディフューザーやアロマストーンに数滴垂らして、机の近くで香らせる形が扱いやすい方法です。
就寝前の時間に
就寝前のひとときに使う人が多い香りです。枕元にアロマストーンを置く、ティッシュに数滴垂らして枕の脇に置く、といった形で使われています。香りの感じ方には個人差があります。
パロサント精油の使い方
ディフューザーに使用する
ディフューザーに水を入れ、数滴のパロサント精油を加えて香りを広げます。滴数はディフューザーの容量によって変わるため、製品の説明書に従ってください。部屋全体に香らせたい場合はこの方法が便利です。
アロマストーンに使用する
アロマストーンに数滴垂らして使う方法もあります。電源も水も不要で、小さなサイズのものは持ち運びにも向いています。香りが弱くなったら垂らし直します。
枕元で香らせる
枕元で香らせて使うこともできます。ただし精油の原液を枕カバーや肌に直接垂らすのは避けてください。シミや肌トラブルの原因になります。ティッシュやコットンに1〜2滴垂らして枕元に置く、またはアロマストーンを使うのが安全な方法です。
精油とスティック、どちらを選ぶべき?
煙が苦手・火を使えない環境なら精油、伝統的な浄化の儀式感を大切にしたいならスティックが向いています。精油はディフューザーで手軽に香りを広げられ、賃貸や職場でも使いやすい一方、パロサント本来の「煙で空間を清める」という使い方はできません。スティックは香りの立ち上がりが濃厚ですが、換気が必須です。両方持っておき、シーンで使い分ける方法もあります。
パロサントという木そのものについてはパロサントとは?を、購入先の比較はパロサントはどこで買える?をあわせてご覧ください。
精油を使うときの注意点
精油は成分が凝縮されています。次の点を守ってください。
- 原液を直接肌につけない。 肌に使うことを想定した製品を使う場合も、希釈の方法や使用量は必ず製品の表示に従ってください。
- 火気のそばに置かない。
- 妊娠中・授乳中の方、小さなお子さん、ペットがいる環境では、使用前に医師や獣医師に確認する。 特に猫は精油の成分の代謝が苦手とされるため、猫がいるご家庭での芳香浴は慎重に判断してください。鳥は煙や強い香りに弱いため、同じ空間での使用は避けるのが無難です。
パロサント精油は、火を使わずにパロサントの香りを取り入れられる形です。まずはディフューザーかアロマストーンに数滴、から始めてみてください。
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